★○o。.★メルボルン旅行日記★.。o○★
その3:2002.1.25〜27の日記
1月25日(金) ワイン醸造所めぐりツアーに参加。

私はワインだけは、場合によっては頭痛と手足の痺れ(!)という症状に悩まされるため、今まで自分から飲んだことはほとんどないです。
だからぜんぜん詳しくないんですが。(安価なものほど上記の苦しみは大きいような気はする...)

今回、申し込む前日まで、海岸沿いの景色を楽しむ遠方へのツアー(グレートオーシャンロード)に決めていたのですが、この土地のグルメ方面の素晴らしさを味わい、ならば体を犠牲にしてでも味わってやろうという気になりました。やっぱり目より胃袋に栄養のほうが...。

(結果的にかなり酔っ払いましたが、体調不良には陥ることなく、楽しく帰ってきました。)

前回と同じく、AAT Kingsの「Yarra Valley Wineries, Roast Lunch and Puffing Billy」(ヤラ・バレーワイン醸造所めぐりと名物ローストビーフのランチ,蒸気機関車パフィン・ビリー)というツアーに申し込みました。昼食代込みなので、大人122$/1人。
前日に予約したので、ちゃんとホテルの前まで、朝、バスがやってきました。

ただし、このツアー、日本でいえば「地酒蔵元めぐり」的な渋い趣味なのか、自分たち以外は、ほとんど全員、親の世代のおばさま達。しかも全部で10人そこそこしかいなくて、大型バスの前のほうに固まって乗り込みました。

運転手さんもおじいさんなので、アットホームに盛り上がり(...おそらく。話はよくわかんないんだが。)時間が経つにつれて、みんなだんだん仲良しになっていったのでした......。

森林公園

ダンディノン丘陵の自然公園。
朝の山の中は気持ちいいです。ここでコーヒーと、焼きたてマフィンにジャムとクリーム付で朝ごはん休憩♪

この森に住んでいる、Crimson Rosellaという鳥。→
綺麗な色です。ハトよりはちょっと小さい。手にえさを持って立っていると集まってきます。

鳥の餌付け
そのすぐ近くにあるのが、オーストラリアで最も古い蒸気機関車のPuffin Billy
蒸気機関車1

けっこう長い時間乗ってました。木組みの橋の上を通ったりも。
皆、お約束のように窓枠に直接座って、足を投げ出して大騒ぎしているのですが、これは高い場所ではかなり怖いです。

あと、進行方向にむかってずっと顔を出していると、眼にススが入ってかなり苦しいことになります。1時間くらいつらかったです。(T_T)

蒸気機関車2

その後は、4箇所のワイナリー(Fergusson of Yarra Glen, Yering Station, Domain Chandon, Eyton on Yarra)を巡って試飲する強行軍!
ワイナリー1

←Fergussonのレストランで手作りローストビーフとワインの昼食
ワインは勧められるままにどんどんと(゚o゚).....。ご機嫌だったので売店でウォンバットのヌイグルミを買ってしまいました。妙に安かったのです。

日本の物価(または航空料金か?)の高さはみんな口々に言ってます。
あと、ニュースで見たという、電車で後ろから客を押し込む風景(朝の山手線でしょう)はとにかく信じられないそうです。
....というのが日本のイメージらしいです。

(酔うとヒアリング能力だけは増すということがわかりました。相変わらず上手く喋れないのでにたすらニコニコ(^.^)。)

午後からは、どんどん暑くなってきました。(でもって、どんどん飲んで元気になっていきました。)
ワイナリー2

どの施設も、とても綺麗に整備されていて、庭の花壇など公園のようです。
一面に広がるブドウ畑もなかなかの眺め。
それぞれのワイナリーで、ちょっとづつ違う種類のワインをカウンターで試飲しながら解説を受けます。
これらの回数の蓄積で「お仲間」達が次々試飲をギブアップする中、ありがたく全種類飲み較べさせて頂きました。

(「明日買い物するのに大丈夫なのか?」と心配してくれたくらいの勢いでした。)

白ですごく甘い、デザートワインのようなタイプがお気に入りに。

結構勉強になったので、また同じモノを探して飲んでみようと思います。(今回は特にお土産として買って帰りませんでした。自宅の近くに大きめなワイン屋さんがあるので。...売ってるかな?)

おやつ休憩も、ワインとパンとチーズ。(゚д゚)

ワイナリー3
ここのカウンターのお兄さんはかっこいい。 一面のブドウ畑

そして帰りのバスは.....なんだか目が覚めたらホテルのごく近所の地点まで来ていて、ここでようやく意識を無理やり建て直し、何食わぬ顔で皆さんにお礼を言いつつ、スタスタと降車しました。
ああ楽しかったっ。(^o^)丿

休憩して、昨日と同じくLygon St.のイタ飯屋さんでピザを食べた後、アイマックス・シアターへ行ってその日は終了。(=_=)
1月26日(土) デパートなどをぶらぶら。買い物系散策。
朝からすさまじく暑い日でした。予報だと36度にもなるとか。(~o~)やっぱり夏だったのね...
ホテルからすぐ近いと思われたので、Queen Victoria Marketへ地図を見ながら歩いてみました。
市場入り口

朝6時から開店しています。1878年からあるという、市民の台所的存在。
中に入ると、肉・魚・野菜のエリアに分かれた市場がすごい活気。
どの売り場も、新鮮でとにかく美味そうっ。しかも安いです。肉などはキロ単位でしか書いてないですけれど...
地元の人が、バンバンまとめ買いして、手押しワゴンに品物を載せていきます。食料品買出しするには天国のような場所かも。
生活雑貨や土産品、衣料品などの市も出ています。

市場のテント

あまりの暑さにふらふらになって、ジュースで一息ついてから、トラムを乗り継いでMelbourne Central方面へ向かいました。

ところで、街なかには大学などの学校が比較的数多くあるからなのか、通りを歩いていると本屋さんが多いなあという印象を受けます。
古本・教科書専門・技術系専門など。もちろん大型の新刊総合書店もあります。
デザインやパソコン系のコーナーで相変わらず長居して立ち読みしてました。
あちらのコンピュータ雑誌は、付録CDROMが、きちんとプラスチックの分厚いケースに入っているため、それが表紙にばしっとくっついていて重厚な印象(笑)。
CG系雑誌はPhotoshopのTips集のものがあって、しかもフィルター(Demo版じゃないみたいな)がいくつかオマケに入っていたので、買おうと思って熱心に中を読んでいたのですが、既に買って持ってるEyeCandyだったのでやめました。
Vue4のDemo版とか、付録のセンスがなかなか。と思いつつも、購入して手元に持つには決め手に欠けるので、今回はコンピュータ系は立ち読みで済ませました。

買ったのは、子供用の絵本を何冊か。地元動物のウォンバットの童話で絵が綺麗なやつを2冊ほど、と、なぜかモンスターズ・インクの子供向けストーリー・ブックを。(ディズニーから出ている絵本なのですが、手書きな感じのモンスターもカワイイのだ。)
あとは、おみやげ用のメルボルン観光写真集みたいなものを。

ちなみに、インターネット・カフェも随所で見かけました。(空港やホテルのフロントにも、コインを入れてインターネットができるマシンが置いてあるのです。)日本語の入出力はあまり期待できそうになかったし、差し迫った用事もなかったので、たまにダイヤルアップでホテルからメールチェックしていたくらいです。(ニフティはコンピュサーブ経由でメルボルンにもメール用アクセスポイントがあります。専用メーラーから簡単に設定できるので便利。)

メルボルンセントラル

メルボルンセントラルです。巨大買い物スポット。日系デパートの大丸がくっついてます。吹き抜けになっていて、下に見えるのはフード・コートです。
カラクリ時計は偶然通りかかったら始まったので撮影。この奥が大丸。
日本語でタッチパネル方式で商品を探せる機械が置いてあり、便利。

カラクリ時計

お昼は、このなかの寿司スタンドみたいなところに。
海産物が美味しいので、けっこうイケますよ。太巻きなど、いろいろな種類を選んで買えるようになっています。
久々のお醤油の味に、しみじみ。次回の海外ではちっちゃいのを持ち歩こうという計画に。(生牡蠣にかけたらもっと美味かったんじゃないか?と今でも思ったり。)
あと、缶入りの冷たい緑茶が実に美味かったので、帰りにもう一本買って帰ったほどです。ホント外は暑かったので。

ディズニーストアがあったので、また「海外で買う定番玩具」、トイストーリ−のちっちゃなフィギュア(今回はバズとエイリアンのミニセット)を購入。だって日本に売ってないんだもん。たぶん。我が家のロボット棚がだんだん賑やかになってくるなあ。

.....という以外は、特にブランド物などは興味なかったし化粧品などコマカイお土産は帰りの空港免税店で購入するつもりで(これが後に全くの見当違いと知る...)早々にホテルの部屋へいったん帰ってしまいました。

夕方、河を渡ってクラウン・エンターテイメント・コンプレックスへ。
普通、6時で街なかのお店はみんな閉まってしまうのですが、ここだけは夜中まで別世界に盛り上がっているのです。
巨大なカジノ・映画館・ブランド店・レストランなどがどっさり集まったラスベガスのような雰囲気のところです。
虹!

←夕立のあと、ヤラ川の上にかかる虹。(見える?)ちょっと涼しくなりました。

以前から目をつけていたシーフードレストランの「WaterFront」。OysterBarで飲み中心の軽食もとれるようです→
大人気ですご〜く並んで待ちましたけれど、その甲斐はありました。気を利かせて、日本語メニューを持ってきてくれました。ホタテ焼きとか美味かったな〜。(もちろん牡蠣も。)

大混雑レストラン

すごーくおなか一杯になってカジノ周辺をぶらぶら歩き回ってから、帰りました。
花火〜!

←夜、川の上で花火が打ち上げられ、橋の上から撮影。豪華!隅田川状態です。

ライトアップされたセント・ポールズ・カテドラル→
夜に見ると全然雰囲気が違います。
(昼の写真は24日の項参照。)

教会ライトアップ(少々ピンぼけ)

翌朝は飛行機が朝7時なのですごーく早く起きなければなりません。
速攻で荷造りをしてから寝ました。
1月27日(日) 帰国の日。
日本を出る直前に旅行会社から電話があって知ったのですが、飛行機が欠航になって更に早い便になったため、もう真っ暗なうちにタクシーを呼んで空港に向かいました。(~o~)
(運転手のお兄さんは、普段は学生で夏期アルバイトとしてタクシーをやっているんだそうで、チップを多めにあげたらすごく喜んでました。)

来たときシドニーの空港がなかなかのショッピングスポットであるとふんだ私はかなり期待していたのですが!
夏休み真っ最中でこんなに空港が込むとは思わず、JALへのチェックインは大行列でものすごく時間がかかりました。
2時間は余裕あり、と見ていたのですがとんでもない。
全ての手配が済んで、いざ免税店に行ったら、私たちの乗る便はすでに「お客乗り込み時間」がスタートしており、結果、免税品は買うことが不可能になってました。(レジでそう言われて化粧品を回収されてしまいました(/_;) ああ。)

かなりがっくりです。
こんどから、こういうものはモノが決まっているのだから、時間に余裕を作れる成田で、買うだけ買って乗り込んだほうがよいのだということを教訓として得ました。うむ。

帰りの飛行機は、日本の新聞や雑誌がたくさん読めたので退屈せずに、夕方無事到着しました。(^o^)丿


というわけで。
とても良いところに行けてよかったなあ。としみじみです。食べ物がハズレなく美味しいという点は驚異的です。
適度にのんびりしていて、心身ともに休まりました。
宝くじがあたったら、ぜひとも別荘買って住んでみたい!と思える素敵な国です。

英語は、残念ながら、「私ってこんなに出来なかったっけ?」と悲しくなるくらい(オーストラリア英語だからなのか、私の能力に問題があるのか、それは自分でもよくわからないんですが。)でした。「なんとなくレベル」まで慣れた頃にはいつも帰国前日だったりするのです。
喋れたほうが、判ったほうが、もっと面白いだろうなあ、という場面にはかなり遭遇したので、人に頼るばかりでなく、ちょっとは勉強しないと。うむ。

今回はメルボルンだけでしたが、別の都市にもぜひ遊びに行きたいです。ああほんとに楽しかった〜(*_*)
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